サモア法人設立のご案内
正式名称は、サモア語ではMālō Sa’oloto Tuto’atasi o Samoa(マーロー・サッオロト・トゥトッアタシ・オ・サモア)、英語ではIndependent State of Samoa(インディペンデント・ステイト・オヴ・サモア)。
通称はいずれも、Samoa。日本語表記は、サモア独立国。通称、サモア。
サモアは1962年に独立し、日付変更線より東の南太平洋にあり、九つの島より構成され、南太平洋(オセアニア)の島国で、イギリス連邦加盟国である。国土は、約2944スクエアキロメートルで、人口は約18万人。サモア諸島のうち、西経171度線を境として西側に位置する。この経度を境にアメリカ領東サモアとサモア独立国に分割されているが、住民も文化も同じポリネシア系でウポル島、サバイイ島および7つの小島からなる。首都はウポル島北部にあるアピア。公用語は、サモア語と英語であり新聞も発行される。住民は、口語ではサモア語を多く使い、役所では,外国人が多いので学術的文書や記録は英語を使用する。
産業のメインは、観光業・農業と国際金融(オフショア)事業。カリブ海諸島国のオフショア的魅力の低下により、注目が集まっている国の一つ。有名な会計士事務所の駐在員事務所の他に、数多くの弁護士事務所ありバンキングサービスにおいては三つの小売銀行がある。
1987年のサモア国際会社法(Samoa International Companies Act)およびサモア国際信託法(Samoa International Trusts Act)の制定以来、金融サービス産業が行われている。同年に制定された受託会社法(Trustee Companies Act)は、企業および信託の形成・管理に従事した全ての企業に対し、ライセンスを申請、取得することを要求している。
銀行取引および保険、パートナーシップを対象とする同様の法律も導入されておりマネーロンダリング防止法が2000年より施行されている。国際取引および投資目的で使用される会社は、国際会社法の下で法人化されるサモアの特例会社です。国際特例会社は通常の全ての権利を有しますが、サモア内、またはサモアに存在する自社の不動産内では、取引できない可能性があります。経営者またはセクレタリーに対する在留資格は無し。また、受益所有権は開示されない。
現地の経済状況は、海外在住サモア人からの開発助成金と送金に頼る傾向があるが、農業と金融サービスも経済発展に貢献している。サモアの憲法は、伝統的なサモアの社会構造と民主的な投票システムを結合させた英国式の議会システム。伝統的指導者層である首長(マタイ)から選ばれた45名と、一般有権者台帳に登録されている非サモア人から選ばれた2名の計47名で構成される立法議会が存在している。選挙は、3年おきに行われる。
サモア独立国のオフショアサービスの特長について
- イギリス法に基づくオフショア法人が設立可能
- タックスヘイブン(租税回避地)で、海外収益に対して非課税、税務申告が不要
- 日本国と租税条約は結んでいない
- 株主1名、役員1名での登記が可能(同一人物による兼任可能)
- 高いプライバシー保護、登記情報非公開
- 法人設立費用が他の国と比較して安い
- 法人維持費であるランニングコストが安い
- 渡航不要で設立が可能
オフショア法人形式(International Business Corporation / IBC)は、サモア国内での事業展開は不可能です。その代わりに、同国外での決算申告や法人税課税が免除される。
サモア独立国でのオフショアの魅力・メリット
サモア独立国は、1987年からサモア国内を営業対象としないことを条件にオフショア法人制度を認めています。顧客の機密保持制度や各種事業ライセンス取得の柔軟性の高さが魅力で、実用性の高いオフショア展開が可能。
また
- 株主1名、役員1名で登記が可能。
- 設立手続きが簡単(設立までの時間は約3週間)
- 税務申告と課税の義務がない
- 法人税、利子税、キャピタル・ゲイン税など非課税
- 事業内容は自由に選択可能。
- 高いプライバシー保護、登記情報非公開
- 法人設立費用が他の国と比較して安い
- 渡航不要で設立が可能
- 海外から法人管理、運営が可能
- 投資目的の設立も可能
- オフショア法人形式(International Business Corporation / IBC)は、サモア国内での事業展開は不可能。その代わりに、同国外での決算申告や法人税課税が免除される。
- 会社登録証書に英語以外の会社名が表示出来る
- 会社記録は如何なる言語での保管でも良い
- 5年、10年又は20年のライセンス費を一括払いする場合に割引がある
等がサモア独立国での法人設立のメリットにあげられます。
上記の通り、サモア法人(IBC形式)ではサモア国内で事業を行えない代わりに海外での所得に関して一切の課税が免除されます。更に株主・役員は個人・法人どちらでも申請可能で役員・株主情報も非公開ですのでお客様のプライバシーを守ることができ更新費用さえ払えば税務申告の義務もなく維持費も他のオフショア法人に比べると格安。
株主・役員など登録条件
株主、役員は一名以上。同一人物による登記も可能。個人、法人は問わない。
登録資本金
- 1,000,000USドル、無記名株の発行も可能
- 具体的な資本金を払込む必要はなし
-設立手続きに関して(必要な書類、時間)
まずご希望の法人名称で登記可能かを査定(通常1〜2日)
登記可能な場合は、すぐに法人議事録などの書類を作成し必要箇所にサインを頂きます。
全ての書類が揃ってからおおよそ1~2 週間程度で法人設立が完了します。
必要なモノ
- 登記する法人名称
- 株主と取締役の身分証明書またはパスポートコピー
- 住所がわかる書類(身分証、請求書など住所がわかれば何でもよい)
以下事項を取得可能
- 法人設立証明書(Certificate of incorporation)
- 設立文書の原本と覚書
- 公認会計士により承認された設立文書
- 署名スタンプとシール(刻印器具)
- 基本定款及び付属定款(Memorandum & Articles of Association)の写し