Belize（ベリーズ）法人設立のご案内
コロンブスによって発見されたカリブ海諸国の1つで、メキシコとグアテマラに国境を接している
ベリーズは、イギリス連邦加盟国として独立している民主主義国家。1981年にイギリスから独立して以来、安定した民主政治が行われている。1990年に国際商業会社法（International Business Companies Act）が導入されて以来、ベリーズは、西インド諸島における最新のオフショア市場の一つとなった。イギリス領ヴァージン諸島をモデルとした柔軟な法制度を有するベリーズは、着実に人気のオフショア法人設立地となりつつある。
1981年にイギリスから独立、1990年にIBC法が導入され、（International Business Companies Act）外国からの企業誘致を積極的に行っている。
1990年IBC法により、IBC（国際商業会社）については、全ての税金が免除されるようになった。IBCの法人化手順は、非常にコスト効率が良く迅速。ベリーズのIBCに提出が求められる報告書類は最小限で、為替管理や通貨管理の対象にならない。法律の変更により、ベリーズの登録代理人もしくは仲介者は、無記名株式を保持しなければならない。
ベリーズはいわずと知れた有名なタックスヘイブン地域。カリブ海の諸国がオフショアサービスを提供する中で、いわば競争によって鍛えられた法制度が整備され、きわめて有効なオフショアビジネスが可能。
カリブの真珠と呼ばれるほど美しい海の囲まれ、マヤの遺跡が残っていることから、水産業と観光業が主要産業。約 70% の外貨を砂糖、バナナ等の一次産品で稼ぐ農業国。 同じ中米国である隣国メキシコ、グアテマラに比べれば、非常に貧しい経済体質。しかし、2006 年、油田が発見され、その開発に沸く。インフラ整備が急務。アメリカ、英国、欧州、メキシコが主要貿易相手国。
人口：約 330,000 人（2010 年度）
首都：ベルモパン
公用語：英語
Belize（ベリーズ）のオフショアサービスの特長について
ベリーズ法人の最大の魅力は、設立されたオフショア法人には一切の課税対象にならない上に外貨規制も適用されないこと。また登記内容についても高度な機密性を持っている。
他のカリブ海諸国に比べてやや遅くからオフショアビジネスに参加した関係上、国としての発展はこれからだという面がある。反面、他のカリブ海諸国では提供できないオフショアサービスが存在し、その面では先進的な法人設立の地として考慮に値する。
ベリーズの会社登記所では、ベリーズの現地代理人および現地登記事務所の住所が記録されているだけの覚書と定款のみが唯一の記録文書となる。仮にあなたの国の税務当局がベリーズの会社登記所や現地登録住所で調査したとしても、調査対象法人の現地代理人と住所以外の情報は表に出ることはない。また事業活動についても全く把握する事ができない。つまり真の会社所有者であるあなたの名前や情報は通常表には出てこないといこと。
Belize（ベリーズ）でのオフショアの魅力・メリット
- 株主1名、役員1名で登記が可能。
- 設立手続きが簡単(渡航不要で設立が可能)。
- 設立までの時間は3週間。
- ベリーズ本国以外で発生した収益には税金がかからない。
- 事業内容は自由に選択。
- 海外から法人管理、運営が可能。
- 投資目的の設立も可能。
- 税務申告と課税の義務がない
- 法人税、利子税、キャピタル・ゲイン税など非課税
- 高いプライバシー保護、登記情報非公開
取締役や株主の情報が、政府のデータベースに登録されない - 法人設立費用が他の国と比較して安い
- OECDブラックリスト記載なし
- 銀行や証券・保険事業を行うための金融ライセンス取得可能
- マネーインフラ同時セットアップ＆提供可能
無記名株式の発行が可能で、授権資本制度を採用しているので、実際に資本金を払い込む必要はない。
「ライセンス取得とベリーズについて」
多くのオフショアが先進国の圧力の中で規制を強めている流れの中にあって、ベリーズは他の国にはない各種のビジネスライセンスの取得地として有力な候補の一つ。
もちろんライセンスの内容によってはかなり厳格な手続きと時間が必要になるが、ヨーロッパ諸国のオフショア、あるいはカリブ海地域の中でも古株とされるオフショアに比べると、かなり有利な部分があるといわざるを得ない。
登録条件(株主・役員など)
株主、役員は一名以上(年齢１８歳以上で国籍、居住地は問わず)
同一人物による登記も可能。個人、法人は問わない。
原則、現地代理人として現地政府公認の現地代行会社を指名し、
ここを通じて登記申請しなくてはいけない。
登録資本金
50,000USドル、無記名株の発行も可能
具体的な資本金を払込む必要はなし
(この資本金はノミニーキャピタルなので、実際にこの金額を用意しなくても良い。書類の上で届け出るだけ。)
設立手続きに関して(必要な書類、時間)
手続き開始から設立完了まで、およそ二週間の時間が必要（すべて営業日。日曜・祝日は含まれない）。
法人書類の発送は公証人（Notary Public）証明やアポスティーユ証明取得まで設立完了から約一週間の時間が必要。
タックスヘイブンは税金が発生しない代わりに、法人登記の更新を行う必要がある。
この際の政府納付金や手続き費用が国家の収入になるという仕組み。
法人設立後、12ヶ月毎にベリーズ政府への法人登録税の納付が義務付けられております。
設立手続きに必要な書類
- 株主及び取締役となる方のパスポート
- 株主及び取締役となる方の住所のわかる物（公共料金又はクレジットカードの明細の写し）
