西アフリカでのエボラ出血熱の流行を受け、インド洋のセーシェル政府は2日までに、同国でサッカー・アフリカ選手権予選の試合に出場する予定だったシエラレオネ代表チームの入国を拒否した。ロイター通信などが伝えた。対戦予定だったセーシェルは不戦敗となる。
代表チームは7月31日に経由地のケニアで、セーシェル入管当局の指示で同国行き飛行機への搭乗を拒否された。セーシェルのサッカー協会によると、保健省などによる決定という。
保健省高官は地元メディアに「市民の防衛を弱めるわけにはいかない。わが国の経済や観光業への影響を考慮した上での決断だ」と語った。(共同)